7/20 サクラマスの滝のぼりショーに感激

今年も斜里川の上流にあるさくらの滝にサクラマスの滝のぼりを見に行きました。
P8020016.jpg
サクラマスの一生を知った上で、この必死な滝のぼりを見ると、その健気さに感動します。

ヤマメとして生まれ、1年を川で育ちます。
厳しい生存競争が繰り広げられます。
餌を豊富に食べ大きくなったヤマメに、食べそこなった小さなヤマメが川を追われ、
海に下ります。
海に下ったものがサクラマスと呼ばれ
80%がメスでこの時期のオスの優位性がはっきりしています。

川を下って海で2年ほど、豊富な餌を食べ、50~70㎝の大きさに育ち、
産卵のために生まれた川に戻ってきます。
戻ってきたサクラマスはカラフトマスや鮭より安全な上流を目指します。
(同じ場所に産卵して、後から遡上してくるカラフトマスや鮭に卵を掘り起こされないためです。)

斜里川ではその遡上の第一関門がさくらの滝になります。

体力をため、遡上のタイミングを見計らい一斉に滝のぼりを開始します。
でも、1度で成功するものは皆無です。
何度も何度もトライし、滝の真ん中の落ちる水の量が多い処に取りついたものが
落ちてくる水の中を泳ぎ、泳ぎ切ったものが滝の上にあがることができます。

調査では40日間繰り返し繰り返しトライして、登りきったものもいるそうです。

さくらの滝を登りきるサクラマスは900匹位だそうで、あとの数千匹のサクラマスは登り切れず
滝の下流で卵を産むことになります。その後は・・・・、かわいそう。

登りきったサクラマスは川底をたたき、穴を掘り、産卵の準備をします。
1匹のサクラマスのメスに10匹ほどの川に残っていたオスのヤマメがつきまとい、促しながら産卵します。

そうなんです。
海に下ったものの80%はメスなので川に戻ってくるサクラマスはほとんどがメスになります。
川を追い払われたメスが川に居残ったオスと受精し、子孫を残すのです。
1度に3000~4000個の卵を産み、その後、死んでいきます。

ヤマメのオスはちゃっかりしています。

一方、20%のオスのサクラマスはメス同様に懸命に遡上してきても、
最後の最後でヤマメのオスに受精する機会を奪われてしまいます。
見返す機会も失われて、けなげで、可哀想ですが、これが自然の厳しい現実です。

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Author:JOY
少年時代の夏休みに
丹波の田舎で過ごした遊びが忘れられず、
房総鴨川でアウトドアライフを楽しんでいます。
団塊世代の日々の生活を備忘録として記載します。

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